

5月21日に開催された筑紫地区キャンパス開放は大盛況でした(例年は800名ほどのところ、今年は2700名を越したそうです)。久しぶりのイベントでしたが、対応してくれた皆さん大変お疲れ様でした。普段見ない大きなコンピュータを目を輝かせて見ていた子がいて印象的でした。来年もお楽しみに。
もうすぐ2020年が終わりますが、ホームページの投稿欄を一度も更新していないことが気になっていたので、最後に今年を振り返ってみようと思います。ひどい年でしたが、できることを淡々とやって、できなければとりあえずコロナのせいにして、あまり深く考えすぎないのが良いのかなと思って過ごしています。研究室ではいくつか新しいことも始めました。「界面の電子状態計算」や、「フェーズフィールド法」にも取り組んだり、「XAFS(写真@九州シンクロトロン)」にも挑戦したり。良い面に目を向ければ、まあそこまで悪い年でもなかったのかなと思えてきました。今年蒔いた種を大切に育てて、来年は成果に結びつけたいと思います。皆様、良いお年をお迎えください。
当研究室では、台北にある台湾科技大との交流をしています。
これまでにお互いに2名ずつの留学生を受け入れて、異文化と異分野について学んでいます。今後も交流を深めていく予定ですので、興味のある方はぜひ。。
(写真は、向こうの学生に連れて行ってもらった九份です。)
高圧下の放射光X線回折実験をSPring-8で行いました。
当研究室の主題は「計算科学を用いた新規化合物の探索」ですが、その実証実験をこのような大型研究設備を利用して行っています。ここでは日常から離れて、研究に没頭することができます。
11月には、茨城県東海村にあるJ-PARCでの中性子回折実験を行う予定です。